70代の母が、携帯電話の機種変更をしました。
あまり機械が得意ではない母に変わって、私が申し込みやデータのバックアップなどを手伝いました。
iPhoneユーザーの私は、母の簡単スマホのバックアップのやり方がよくわからず…
参考になるブログを検索したのですが、あまり見つからなかったので、私がやったことをまとめておきます。
どなたかの参考になれば幸いです。
機械が苦手な母が機種変更する気になったのはChromeCastのおかげ?
今回の買い替えに至る経緯を、簡単に紹介しておきます。
先に「やったこと」を確認したい方はこちらをクリック→ 簡単スマホからiPhoneへ機種変する時にやったこと
LINEの画像データを全部ダウンロードしていてスマホが満タン!!
3年前、弟夫婦に孫が生まれることになりました。
それをきっかけにLINEを使いたくて、ガラケーからBasio2(いわゆる簡単スマホ)に乗り換えた母。
はじめは画面を直接タップして文字入力することに苦戦していましたが、なんとか電話・メール・ライン・写真を撮ることは問題なく使いこなしていました。
3年ほど経ち、最近はスマホの動作がめっきり遅くなったというので確認してみると、容量がギリギリ!
そんなにアプリも使っていないのになぜ??と思ったら、なんと弟からLINEに送られてくる孫の動画を、スマホ本体にすべてダウンロードしていたのです(笑)
LINEに置いておくと消えちゃうのでは?と心配してのことみたいです。
(ちなみに義母もLINEの画像データを本体にダウンロードしていたので、”高齢者あるある”なのかも?)
今回iPhoneに機種変更した理由
データ満タン問題は、写真をSDカードに移動することで解決しましたが、そろそろ電池の持ちも悪くなってきたし、新しい簡単スマホに買い替えるタイミングかなと考えていました。
しかし、管理を任されている側(娘の私)からすると、「iPhoneに乗り換えてくれた方が楽だなぁ」とずっと以前から思っていました。
他人のスマホを、いろいろ調べながら管理するのは、結構手間がかかります。
おまけに簡単スマホはiPhoneほど解説されているブログもありませんから、キャリアのQ&Aを理解しながら読むしかありません。
母にも何度か「iPhone、使いやすいよ。」と勧めてはいたのですが、母の周りの友達はだれも持っていないし、「できる人のスマホ」というイメージが強いようで、「私には無理よ〜」と拒否されていました。
ところが、最近父がChromeCastを購入し、両親はYouTubeを観るのにハマっているのです。
ChromeCastは、テレビの画面でYouTubeや有料の動画が観れるのですが、Amazon FireTVStickとは違い、スマホにアプリをダウンロードして指示を出してあげないといけません。
簡単スマホの母は、iPhoneを使っている父にYouTubeを再生してもらないといけないのがわずらわしいらしく、やっと今回iPhoneへの買い替えに意欲を見せてくれました。
簡単スマホからiPhoneへ機種変する時にやったこと
Basio2からiPhoneへ機種変更するときに、実際にやったことを紹介します。
機種変更の手続きをしてくれたauショップの方にも「これだけやってあれば安心ですね」とお墨付きをいただきました。
✳︎Basio2 SHV36 から iPhoneSEへ
✳︎携帯電話会社 auのまま
iPhoneSEの予約から来店予約まで
予約はauのホームページからできます。
簡単に流れを紹介します。
▼予約はこちらから
1)au Online Shopで商品・色・容量を選ぶ。
契約種別は「機種変更」、契約購入方法は「店舗」を選びました。
2)受け取りに行く店舗を選ぶ
父がいつもお世話になっているPiPitを選択。
3)契約者情報を入力
母の名義なので、すべて母の内容で入力。
4)予約番号の載ったメールが届く
申し込みが完了すると、予約番号が載ったメールが届く。
5)確認の電話がくる
翌日、PiPitから電話があり、申し込み内容を確認。
6)在庫確保の電話が来る
10日ほどして、在庫が確保できたと電話あり。
7)来店予約をする
受け取りに行く日を、直接店舗に電話連絡。
▼ワクワク度を上げるためカバーとガラスフィルムは先に購入しました
バックアップはアプリを利用
iPhoneを受け取りに行く日が近づいたら、Basio2のバックアップをとります。
ここで保存できるのは「アドレス帳・写真・動画」です。
auの「データお預かり」というアプリを使って作業をします。
下記のサイトに手順が示されています。
▼こちらのサイトを参考にしました。
・au ID
・パスワード
「今使っている機種」と、「機種変更後の機種」を選ぶと、それにあったデータ移行の方法が表示されます。
1)STEP1のお手続き内容は「機種変更」
2)STEP2のデータ移行元の機種は「Androidスマートフォン」を押す。
「ブランド名から絞り込み選択」で「BASIO」を選択し、機種名を選ぶ。
3)STEP3の新しく購入する機種は「iPhone」を選択。
4)「データ移行方法のご案内」の「バックアップ方法」を押すと、詳しいやり方が出てきます。
iPhoneを購入した後に、「データお預かり」アプリを使って、電話帳などのデータを元に戻します。
auショップではデータを戻すところまではやってくれませんが、操作方法がとてもわかりやすく載っている冊子をくれました。
データを元に戻すためには「データお預かり」アプリからのダウンロードが必要になります。
データ量が多いので、帰宅後WiFiを繋いでからやった方が良いかと思います。
▼口で説明するよりも、本で理解した方が分かりやすいかなと思い、このような本を購入しました
LINEのバックアップはまた別の操作が必要です!
LINEの場合は、機種変更する直前に「アカウント引き継ぎ」の操作をするのですが、その際メールアドレスとパスワードの設定が必要になるので、先に済ませておきましょう。
1)LINEホーム画面→歯車マーク→アカウントの画面で、メールアドレス欄が未登録になっていることを確認。
2)メールアドレス欄を押すと入力画面に移動
3)メールアドレスとパスワード(2回)を入力。確認を押す。
4)入力したメールアドレスに認証番号が届くので確認する。
5)LINEアプリに戻って認証番号を入力して、「登録する」を押す。
6)機種変更に行く日に「アカウント引き継ぎ」の操作をする。
LINEホーム画面→歯車マーク→アカウント引き継ぎ設定→ボタンをONにする
念のためSDカードにもバックアップ
私は自分がauではなく、引き継ぎアプリを使うのも初めてなので、念のためSDカードにもバックアップをとっておきました。
▼こちらを参考にしました
途中、セキュリティキーの入力を求められました。
特に変更していなければ、お買い上げ時のまま「1234」に設定されていると思います。
【追記】購入後に苦戦したこと
appleIDの設定まではauショップでやってもらえました。
帰宅後一通りの設定をしたのですが、ちょっと難しかったことは「指紋認証」。
iPhoneSEはまだホームボタンもあり、指紋認証が可能です。
帰宅後に母の指を借りて指紋登録をしたのですが、これがなかなか苦戦しました。
「ボタンの上に指を乗せる」のが慣れないと難しいようで、つい押してしまう…(汗)
押しても指紋登録はなんとかできるのですが、設定が終わり指紋認証でiPhoneにログインしようとしても、なかなか認識してもらえません。
指を乗せる練習をしてから、再度指紋登録を行ったところ、ログインできるようになりました。
「スマホが開けない!」と不安になってしまったようなので、はじめは「指をボタンの上に置く」練習をしてから登録するといいかもしれません。
あと、家族がよってたかって教えるのはNG。
係りを決めてゆっくりじっくり慣れてもらいましょう。
うちの母だけかもしれませんが、拒否反応が出るとそれ以降の説明が、なかなか頭に入らないようです…。
おわりに
やっと母がiPhoneに機種変更してくれました!やったー!
簡単スマホは文字入力もおぼつかなかった母にとっては、入門編としては使いやすかったかもしれませんが、管理を任されているiPhoneユーザーの私としては、とてもわかりにくかったです(汗)
なんかこう「高齢者にもわかりやすく、便利にしておきましたよ〜」という配慮が、こちらとしては逆にとてもわかりにくい…
両親を見ていると、70代前半は新しいことを覚える最後のチャンスなのかな?という気がしています。
なんでも「ネットで調べる」ことが標準とされる世の中で、自分で調べることができないと、電話で問合せたり、店舗に出かけたりと時間もお金もかかります。
逆にスマホやPCをそれなりに使いこなせることは、かなりのアドバンテージになると思うのです。
幸いなことに父は新しもの好きで、PCも使えますし「ググる」ことができるので心配ありませんが、これからは母も自力でYouTubeをみたり、レシピを調べたりとiPhoneを便利に使って欲しいなと思います。
70代ですが、まだまだ元気な母。
お友達もたくさんいますし、趣味のサークルもあれこれ掛け持ちしていて活動的です。
これからはピカピカの真っ赤なiPhoneを使って、まだまだ人生楽しんで欲しいです。
▼父と母にはとても感謝しています▼
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